日米合同企画調整委員会第１２回会合が東京で開催

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2004.01.16 【情報源】環境省／2004.01.15 発表

　２００３年１月１４日、東京港区の三田共用会議所で環境保護に関する日米合同企画調整委員会（ＪＰＣＣ）第１２回会合が開催された。
　今回の会議では、（１）気候変動対策、低公害車・燃料電池の普及、大気汚染対策、環境指標、ヒートアイランド対策などの環境政策について、２０００年３月に開催された前回会議以降の日米両国の施策の紹介や意見交換が行われたほか、（２）内分泌攪乱化学物質に関する共同研究の実施、国連環境計画（ＵＮＥＰ）の下で実施されている水銀プログラムに関する取組みなど、化学物質対策について意見交換が行われ、その結果、両国が内分泌攪乱化学物質の洗い出しや試験方法について協力を進めることが合意された。
　さらに（３）ヨハネスブルグサミット以降の国際協力の実施、途上国との協力について意見交換が行われ、この中で米国側はヨハネスブルグサミットで同国が発表した「清浄な燃料・自動車に関するパートナーシップ」と「清浄な室内空気に関するパートナーシップ」の２つの自発的活動（イニシアチブ）への日本の正式参加を要請した。【環境省】