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環境ニュース[国内]

水質汚濁「要監視項目」の項目追加案、指針値変更案への意見募集開始

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2003.12.09 【情報源】環境省/2003.12.09 発表

 中央環境審議会水環境部会環境基準健康項目専門委員会は平成15年12月9日までに水質汚濁に係る環境基準のうち、人の健康保護に関する環境基準の見直し第1次案をまとめ、この案について16年1月5日まで意見募集を行うことにした。
 この報告案は(1)環境基準ではないが、公共用水域での検出状況など情報収集を行っている「要監視項目」の中に塩化ビニル、エピクロロヒドリン、1,4−ジオキサン、マンガン、ウランの5物質を新たに追加すること、(2)すでに要監視項目となっているp−ジクロロベンゼンとアンチモンの指針値を変更すること−−を提言している。
 なお新追加項目の指針値案はそれぞれ1リットルあたり、塩化ビニルで0.002ミリグラム以下、エピクロロヒドリンで0.0004ミリグラム以下、1,4−ジオキサンで0.05ミリグラム以下、マンガンで0.2ミリグラム以下、ウランで0.002ミリグラム以下に設定するとしている。
 またp−ジクロロベンゼンの指針値は現行の1リットルあたり0.3ミリグラム以下から0.2ミリグラムに強化されたほか、アンチモンは定量的評価を確立するには十分な試験結果がないとして指針値が設定されていなかったところ1リットルあたり0.02ミリグラム以下という数値が設定された。【環境省】

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