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環境ニュース[国内]

京都メカニズムによる日本の「国別登録簿利用規程」案への意見募集開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.12.02 【情報源】環境省/2003.12.02 発表

 環境省と経済産業省は2003年12月2日、クリーン開発メカニズムなど「京都メカニズム(注1)」の実施により発生するクレジット(排出削減量)の記録簿である「国別登録簿利用規程」の文書案を公表し、この案について2004年1月5日まで意見募集を行うことにした。
 国別登録簿とは国として温室効果ガス排出枠の発行、保有、移転、獲得、取消、償却、繰越の管理を行うための記録簿。日本の登録簿は経済産業省と環境省が共同で整備・管理を行うことが2002年7月開催の地球温暖化対策推進本部会合で決定している。
 今回の利用規程案では各種手続きに電子申請を利用することが想定されており、利用者は汎用電子申請システムを利用して国別登録簿管理者である環境省と経済産業省に対して口座開設、クレジット移転の申請を行う必要があるとしている。
 また登録簿に口座を開設する場合に必要な同意事項、クレジットの移転申請手続きの詳細、口座について公開される情報の内容、年1回公開される保有・取引情報の内容−−なども具体的に定められている。

(注1)京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置。クリーン開発メカニズム(CDM)、共同実施(JI)、排出量取引の3つの措置が認められている。【環境省】

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