日韓農林水産技術協力委員会第３６次会議が開催　持続的農業研究などが議題に

　２００３年１１月１８・１９日の両日、韓国のソウルで日韓農林水産技術協力委員会第３６次会議が開催された。
　日韓農林水産技術協力委員会は、日韓両国の農林水産分野の技術交流促進を目的に１９６８年に設置された委員会で、毎年東京とソウルで交互に会議を開催している。
　今回の会議では（１）農林水産技術の政策課題と日韓両国間の協力、（２）「持続的農業」や「農業の持つ多面的機能（環境保全など生産以外の機能）」についての研究動向－－が議題となったほか、特別議題として、食品安全、植物新品種の適正保護、水田農業地域の国際的技術連携、水産資源や海洋環境の解析、ＡＭＡＦ＋３（ＡＳＥＡＮと日中韓の農林大臣会合）とＡＰＥＣ－ＡＴＣ（アジア太平洋経済協力農業技術協力ワーキンググループ）への取組み－－などが取り上げられ、情報・意見の交換が行われた。【農林水産省】　　　