一般財団法人環境イノベーション情報機構
第1回アルゴ科学ワークショップを東京・新橋で開催へ
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.11.05 【情報源】気象庁/2003.11.05 発表
海洋科学技術センターと米国国家海洋気象局(NOAA)は平成15年11月12日から14日まで、東京・新橋のヤクルトホールで 第1回アルゴ科学ワークショップを気象庁などの後援により開催することにした。アルゴ(ARGO)計画は日本、米、英、仏、世界気象機関、ユネスコ政府間海洋学委員会などの国際協力のもと、海面から水深2,000mまでの全世界の海洋の水温・塩分などの状況を300キロメートルの間隔で、リアルタイムで常に監視・把握するシステムを構築する国際プロジェクト。
気候変動に多くの影響をもたらしている海洋の温度・塩分分布や海流の状況を把握することにより、気候変動研究や長期予報の精度向上に寄与することが期待されている。
今回のワークショップは、国内外から海洋の専門家を招き、42テーマの講演、47テーマのポスター発表が行われる予定で、日本の気象庁も、同庁が進めているアルゴデータの活用について研究発表を行う。【気象庁】