大阪南港魚つり園でボランティアによる施設運営実験を開始へ

　港湾緑地の管理運営にＮＰＯやボランティアを導入する手法について検討を進めている国土交通省は、平成１５年１１月から大阪南港魚つり園で、（１）利用者へのサービス向上、（２）清掃などの維持管理、（３）利用上のルールとマナーの普及に関する業務を市民参加により進めるための社会実験を行うことにした。
　この実験は港湾緑地内の魚つり施設「大阪南港魚つり園」で、魚つりに習熟した市民が「フィッシングパーク・サポーター（仮称）」として、利用者に情報提供や技術指導を行うもの。
　実験では効果を評価し、他の魚つり施設での「フィッシングパーク・サポーター」制度の設置や、港湾緑地の管理運営全般に市民参加を進めるにあたっての資料とする予定。
　なお実験の実施期間は平成１５年１１月９日から１６日まで。【国土交通省】