一般財団法人環境イノベーション情報機構
地球環境研究総合推進費公開シンポジウム「しのびよる温暖化」を開催へ
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.10.30 【情報源】環境省/2003.10.28 発表
環境省は、平成15年11月25日に、東京・千代田区のJAホールで地球環境研究総合推進費公開シンポジウム「しのびよる温暖化−健康・食・社会・生態系への影響最新知見−」を開催することにした。このシンポジウムは地球環境研究総合推進費によって、国立試験研究機関・大学などで実施された、最新の地球環境に関する研究成果を普及・共有することを目的として毎年開催されているもの。
今回のシンポジウムは地球温暖化研究の最前線で活躍する研究者を招き、地球温暖化が人の健康、食の確保、社会基盤、市民生活、生態系にどのような影響を与えるか、またどのような対策をとるべきかについて、最新の研究トピックスを一般の方々へわかりやすく紹介することをめざしている。
また、研究者に加え、俳優で気象予報士の石原良純氏、気候ネットワーク(NGO)事務局長の田浦健朗氏など気候問題に造詣の深い方々を迎えたパネルディスカッションも実施する。
参加希望者はFAXまたはインターネットで(社)国際環境研究協会まで申し込むことが必要。
なお地球環境研究総合推進費は、学際的、省際的、国際的な観点から総合的に地球環境保全に資する調査研究を推進することを目的とし、環境省が2年度に設立した研究費で、15年度は約29億6,500万円の総予算で47課題の研究プロジェクトが実施されている。【環境省】