一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境技術実証モデル事業での酸化エチレン処理技術試験要領を作成
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.09.11 【情報源】環境省/2003.09.11 発表
環境省は「環境技術実証モデル事業」の一環として、「酸化エチレン処理技術実証試験要領」を平成15年9月11日までに策定し公表した。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、第三者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行うもの。15年度には酸化エチレン処理技術のほか、小規模事業者向け有機性排水処理技術、山岳トイレ技術−−の各分野の実証評価の実施が予定されており、実証試験要領の作成が進められてきた。
今回策定、公表された「酸化エチレン処理技術実証試験要領」には実証試験の実施体制、対象技術の選定、試験方法、試験結果報告書の作成−−などについての方針が示されている。
なお環境省では内容について、「一般的な酸化エチレン処理技術の性能評価方法としても活用できるので、この要領をもとに環境技術開発者が自主的に技術の実証評価を行い、結果を公表することを期待したい」との考えを示している。
また「環境技術実証モデル事業」としては、この要領に基づき、酸化エチレン処理技術についての実証を行う実証機関の応募受付が15年9月11日から9月25日まで実施される。【環境省】