一般財団法人環境イノベーション情報機構
第1回田園自然再生活動コンクール実施へ 農村での自然再生活動事例を募集開始
【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2003.09.05 【情報源】農林水産省/2003.09.05 発表
農林水産省、(社)農村環境整備センター、環境省は平成15年度から「田園自然再生活動コンクール」を実施することを決め、第1回コンクールの審査対象として、農家と地域住民・NPOなどが協力して行っている農村での自然再生活動事例を募集することにした。締め切りは平成15年10月15日。農業は農作物の生産という機能のほかに、田んぼや水路、ため池などに様々な生きものを育み、農村の自然を形成する機能をあわせもっている。このような機能を活かし、生きもののにぎわう「ふるさとの自然」の保全・再生、自然と共生した魅力ある農村づくりを進めることは近年重要な課題となっている。
なお審査は、(1)農業生産と自然が共生した地域づくり、(2)自然再生効果の把握、(3)市民や農業者など多様なグループの参加、(4)都市住民との連携・協力、(5)自然環境学習などの環境教育の取組み、(6)他地域のモデルとなるような先進的な取組み−−の6点を評価し、農林水産大臣賞1件(田園自然再生センターより副賞50万円を授与)、農林水産省農村振興局長賞1件、環境省自然環境局長賞1件、朝日新聞社賞1件をそれぞれ選出する予定。
応募にあたっては応募用紙に所定の事項を記入の上、必要書類を添えて事務局である(社)農村環境整備センターに送付または持参することが必要。添付資料が少ない場合は電子メールでも応募を受け付けまる。【農林水産省】