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環境ニュース[国内]

新・生物多様性国家戦略の第1回点検結果案への意見募集開始

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2003.08.22 【情報源】環境省/2003.08.22 発表

環境省は2003年8月22日、新・生物多様性国家戦略の実施状況第1回点検結果案を公表し、この案について2003年9月11日まで意見募集を行うことにした。
 今回の公表された内容は新・生物多様性国家戦略が策定された2002年3月27日から2003年8月までに実施された施策を、関係省庁が自主的に点検し、生物多様性国家戦略関係省庁連絡会議が取りまとめたもの。
 国家戦略の中で生物多様性の問題点として指摘された、(1)種の減少・絶滅、生態系破壊の危機、(2)里地里山など人間の働きかけにより成立してきた場での自然の質の変化、動植物減少、(3)移入種による日本固有の種への影響−−の「3つの危機」に対して、それぞれ「自然再生の開始」、「地域の市民やNPOが里地里山の管理に参画する枠組みづくり」、「移入種対策への本格的着手」などの視点から点検が実施されたほか、第2次環境基本計画の点検作業との連携も行った。
 なお点検の「まとめ」の部分では、特に新国家戦略の策定以降の1年間に「自然再生推進法」や「環境保全活動・環境教育推進法」が新たに制定されたことに触れ、2つの法律がともに目指しているNPOと国・地方自治体の連携・協力体制の強化について、さらにノウハウや知見を蓄積し、展開していくことが全体の課題があると指摘を行っている。【環境省】

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