学校教育の中に農山漁村体験活動の実施を　農水省と文科省がパンフレット作成

　農林水産省と文部科学省は「学校教育で子ども達に農山漁村体験を！」と題するパンフレットを作成した。
　農山漁村での体験活動は、高齢化・過疎化が進む受け入れ側の農山漁村にとっては経済的効果、世代間交流による活性化を通じての自然環境など諸資源の維持・保全が期待でき、また子ども達にとっては農林水産業・農山漁村観の形成、自然とのつながりの再認識、都市と農山漁村の共生・対流の必要性を体験的に理解するという貴重な機会として期待されている。
　パンフレットはこのような農山漁村体験の意義を踏まえ、学校に農山漁村での体験活動の実施を呼びかけるとともに、農村に体験活動を実施する学校の受け入れを呼びかけている。【農林水産省，文部科学省】