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環境ニュース[国内]

琵琶湖の保全施策をまとめた報告書、15年度版を公表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2003.08.11 【情報源】国土交通省/2003.08.11 発表

  厚生労働省、農林水産省、林野庁、水産庁、国土交通省、環境省の6省庁(注1)で構成する琵琶湖総合保全連絡調整会議は、平成15年度版の「琵琶湖の総合的な保全のための施策の実施状況」をとりまとめた。
 琵琶湖総合保全連絡調整会議は、琵琶湖の総合的な保全を円滑に推進するために11年6月に設置された組織。琵琶湖保全の取組みが多岐にわたることから、各機関の連絡調整の場としての性格を持っている。
 今回の報告では、琵琶湖の総合的な保全のために14年度に講じた施策や15年度に実施しようとする施策をとりまとめた。
 なお15年度の施策としては、水質保全分野では昭和40年代前半レベルの流入負荷量に近づけることを目標とし、汚濁負荷削減のための発生源対策、流出過程対策、湖内対策等を実施するほか、水源かん養分野では森林、農地、市街地での浸透貯留域の面的確保のための対策事業、自然的環境・景観保全分野では河川・河畔林におけるビオトープ保全に取り組む。
 また新規事業としては水質保全分野で、家畜ふん尿による水質負荷削減のために、しがゼロエミッション型農村創生事業(バイオマス利活用フロンティア推進事業)が実施される予定だ。

(注1)水産庁は14年度に連絡調整会議に参加した。【国土交通省】

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