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環境ニュース[国内]

中環審、有害大気汚染物質の指針値設定方針と4物質の指針値を答申

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2003.07.29 【情報源】環境省/2003.07.31 発表

 平成15年7月29日に開催された中央環境審議会大気環境部会で「今後の有害大気汚染物質対策のあり方について(第七次答申)」の内容を決定され、15年7月31日に中央環境審議会会長から環境大臣に対して答申が行われた。
 今回の答申は、大気汚染に関する優先取組物質22物質のうち、測定可能で環境基準が設定されていない物質の健康リスク低減のための指針値設定方針について、中環審大気環境部会健康リスク総合専門委員会の報告「今後の有害大気汚染物質による健康リスク評価のあり方について」を了承するとしたほか、アクリロニトリル、塩化ビニルモノマー、水銀、ニッケル化合物−−の4物質についての健康リスク低減のための具体的指針値を提言したもの。
 指針値設定方法を示した専門委員会の報告では、文献調査により算出した理論的な指針値と環境経由の暴露量を見積もる曝露評価の結果を比較した総合的なリスク評価に基づいて行うことが示されている。
 また今回提示された指針値はアクリロニトリルで1立方メートルあたり2μg、塩化ビニルモノマーで1立方メートルあたり10μg、水銀で1立方メートルあたり0.04μg、ニッケル化合物で1立方メートルあたり0.025μg(いずれも年平均値)。【環境省】

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