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環境ニュース[国内]

平成14年度環境測定分析統一精度管理調査結果を公表

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.06.27 【情報源】環境省/2003.06.26 発表

 環境省は平成14年度に実施したダイオキシン類等を対象とした環境測定分析統一精度管理調査の結果を15年6月26日までに取りまとめた。
 この調査は環境省が昭和50年度より行っているもの。環境測定分析に従事する機関に指定方法により均一に調整された環境試料を分析させ、解析結果のばらつきなどを把握するとともに、分析方法の改善資料とするなど、環境測定分析の信頼性確保や精度向上のために役立てている。
 14年度は、(1)重金属3項目を調査項目とした「土壌試料」、(2)環境ホルモン類5項目・揮発性有機化合物3項目を調査項目とした「模擬水質試料」、(3)揮発性有機化合物4項目を調査項目とした「模擬大気試料」、(4)ダイオキシン類を調査項目とした2種類の「ばいじん試料」を対象として調査を行った。
 これらの試料に対し、土壌資料については432機関、模擬水質試料については172機関、模擬大気試料については103機関、ばいじん試料については157機関から解析結果が寄せられた。
 異常値を除外した後の各分析機関間の解析結果のばらつきを検討したところ、今回の調査結果は比較的良好で、過去に実施した調査結果と比べても相応な精度が確保されていることがわかった。
 なお環境省では今回得られた結果を分析上の留意点とともに参加分析機関に還元することを目的として、福岡(15年7月18日)、東京(15年7月23日)、大阪(15年7月29日)の3か所で調査結果説明会を開催する方針。説明会の詳細については環境測定分析統一精度管理調査の専用ホームページに掲載し、参加者を募集する。【環境省】

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