一般財団法人環境イノベーション情報機構
尼崎公害訴訟和解条項履行遵守事件、あっせん成立で国交省担当課長がコメント発表
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2003.06.26 【情報源】国土交通省/2003.06.26 発表
平成12年12月に大阪高裁で和解が成立した尼崎大気汚染訴訟で、原告住民らが被告の国と阪神高速道路公団が和解条項を守らないとして、総務省の公害等調整委員会に申し立てたあっせん(3人以内の委員による交渉仲介)協議について、平成15年6月26日に開催された第8回審理で住民らと国・公団があっせん案を受け入れ、あっせんが成立した。公害等調整委員会であっせんが成立したのは初めて。
なお国土交通省の道路交通管理課長は26日中に、「あっせん内容を着実に実施し、あっせん事項と併せて交通流対策の推進など、さまざまな施策を実施し沿道環境改善に努力する」とのコメントを発表した。【国土交通省】