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環境ニュース[国内]

100人の高校生が書いた森の技術の名人からの聞き書きレポートをホームページに掲載

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2003.05.23 【情報源】林野庁/2003.05.23 発表

 林野庁と文部科学省が14年度に実施した「森の“聞き書き甲子園”」で全国の100人の高校生が書いた全レポートが平成15年5月23日に(社)国土緑化推進機構ホームページに掲載され、林野庁・文部科学省ホームページからも紹介された。
 「森の“聞き書き甲子園”」は、全国の高校生100人に森林にかかわる技術の名手・名人を現地取材してもらい、日本の山村で受け継がれてきた森林の知恵や技、山村の暮らし、名人の人となりなどをレポートに書いてもらう環境教育プログラム。米国の教育プログラム「FOXFIRE BOOK」の手法をモデルとしており、プログラム全体を通じて、森林保全意識を育てること、山村地域の生活様式・文化・伝統・技能の記録・継承を目指した。
 掲載されたレポートは宮城県立小牛田農林高等学校1年の熱海洋之くんによる仙台たんす作り名人・増野繁治さんからの聞き書き「日本の人たちにも、もっと世界の森について考えてほしいですね」、郡山女子大学付属高等学校1年の鈴木友理さんによる桐栽培の宮城宏作さんからの聞き書き「樹木は祖先より借りて、子孫に返すものと知れ」など、語り手や技術の内容を写真入りで報告しており、いずれも力作揃い。
 またホームページでは高校生のレポートのほかに、今回聞き書きの対象になった森の名手・名人の仕事52業種を写真入りの一覧形式で簡単に紹介するページも開設している。【林野庁】

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