一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

富山新港火力発電所LNG2号機建設計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2025.05.12 【情報源】環境省/2025.05.09 発表

環境省は、「富山新港火力発電所LNG2号機建設計画 計画段階環境配慮書」(北陸電力株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。

この事業は、富山県射水市において、石炭2号機及び1号機(石油)を廃止し、新たにLNG2号機(約60万kW)を設置するもの。

環境大臣意見では、
[1]本事業所として、二酸化炭素排出係数の小さい燃料を優先的に使用する、2030年に向け、非効率石炭火力のフェードアウトを着実に実施するなどの対策や柔軟な運用を行い、着実に温室効果ガス削減に取り組むこと
[2]再生可能エネルギー等の非化石電源・高効率な火力発電設備の優先稼働等、事業者として足元の温室効果ガス削減に取り組むこと
[3]2035年度、2040年度及び2050年に向け、二酸化炭素排出削減の取組の道筋が1.5℃目標と整合する形で描けない場合には、稼働抑制や休廃止等を計画的に実施することも含め、あらゆる選択肢を勘案して検討すること
[4]本事業者全体での事業方針を地球温暖化対策計画に示される温室効果ガス削減目標等に整合するよう適切に見直し、その内容を踏まえ、1.5℃目標と整合する形で、ロックイン効果を創出することなく2050年までのカーボンニュートラル達成を目指すこと
等を求めている。



【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース