一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)島牧郡島牧沖洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2024.09.17 【情報源】環境省/2024.09.13 発表
環境省は、「(仮称)島牧郡島牧沖洋上風力発電事業計画段階環境配慮書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、北海道島牧郡島牧村の沖合において、最大で出力 550,000kW(単機出力 10,000 〜 25,000kW × 23〜56基 程度)の風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
[1]鳥類への影響について、専門家等からの助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、環境保全措置を講ずることにより、鳥類への影響を回避又は極力低減すること
[2]海生生物への影響について、専門家等の助言を踏まえ、適切な調査、予測及び評価を行うこと。また、その結果を踏まえ、藻場の改変を回避又は極力低減するとともに、工事中における水の濁り等により、海生生物の生息・生育環境への影響が懸念される場合は、環境保全措置を講ずること
[3]景観への影響について、風力発電設備等の配置等の検討に当たっては、現地調査により主要な眺望点及び利用施設からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で予測及び評価を行い、その結果を踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】