一般財団法人環境イノベーション情報機構
2022年度の温室効果ガス排出・吸収量を公表
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2024.04.15 【情報源】環境省/2024.04.12 発表
環境省は、2022年度の国内の温室効果ガス排出・吸収量を取りまとめて公表した。それによると、2022年度の温室効果ガス排出・吸収量は、約10億8,500万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、2021年度比で2.3%(約2,510万トン)の減少、2013年度比では22.9%(約3億2,210万トン)の減少となった。この記録は過去最低値となり、オントラック(2050年ネットゼロに向けた順調な減少傾向)を継続した。
また、代替フロン等4ガス(HFCs・PFCs・SF6・NF3)の排出量は、約5,170万トンで、2021年比で1.4%の減少となり、2009年以降初めて減少となった。
今回、国連への報告では、世界で初めてブルーカーボン生態系の一つである海草藻場及び海藻藻場における吸収量を合わせて算定。合計約35万トンの値を報告した。また、3類型(4種類)の環境配慮型コンクリートによる吸収量(CO2固定量)についても、世界で初めて算定し、合計約17トンの値を報告した。
詳細はプレスリリースを参照。
【環境省】