一般財団法人環境イノベーション情報機構
利尻礼文サロベツ国立公園の公園区域・公園計画変更案に対する意見募集を開始
【自然環境 自然公園】 【掲載日】2003.03.31 【情報源】環境省/2003.03.31 発表
環境省は、利尻礼文サロベツ国立公園の公園区域・公園計画の変更するにあたり、平成15年4月29日まで変更案について意見募集を行う。利尻礼文サロベツ国立公園は北海道の北端、稚内の西に浮ぶ利尻・礼文の2島と稚内から南の稚咲内(わかさかない)にかけての海岸砂丘、サロベツ原野の一部から構成されている公園。
利尻島の火山景観、礼文島の海食景観、サロベツ原野の湿原、海岸砂丘といった変化に富む景観とレブンアツモリソウをはじめとする固有の北方植物に恵まれ、昭和49年9月20日に国立公園に指定された。
今回の見直しでは、南側に隣接する湿原地域1,094ヘクタールと、現在の特別保護地区(特にすぐれた自然景観、原始状態の自然を保持しているとされている地区)と連続する湿原、樹林帯850ヘクタールの公園区域への編入、下サロベツの砂丘林内の散策歩道整備、利尻島の鴛泊登山道につながる車道整備−−などが盛り込まれている。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【環境省】