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環境ニュース[国内]

第3回世界水フォーラムの閣僚級国際会議、各国の水問題解決に向けての行動をまとめた「水行動集」を発表

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2003.03.24 【情報源】環境省/2003.03.22 発表

 第3回世界水フォーラムの閣僚級国際会議が2003年3月22日、京都国際会議場で始まり、午前中に全体会合が、午後には分科会が開催された。
 101か国・9機関が参加した全体会合では、バシュロ=ナルカン・仏環境・持続的開発大臣、松浦・ユネスコ事務局長の講演などが行われたほか、今回の世界水フォーラム運営委員会会長である橋本龍太郎元総理からこれまでの世界水フォーラムの結果が報告され、議長の扇千景・国土交通大臣も各国の自発的な水問題解決への行動をまとめた「水行動集」の発表を行った。
 「水行動集」では36か国、16国際機関から、計422件の行動が提出され(2003年3月10日時点)、日本は91件の行動を約束している。
 午後の分科会は「安全な飲料水と衛生」、「食料と農村開発のための水」など5つのテーマで行われ、このうち、「水質汚濁防止と生態系の保全」をテーマとした第3分科会では、鈴木環境大臣が発表を行ない、「水行動集」の中で日本が「水質汚濁防止と生態系保全」というテーマの下に16本の具体的な行動を進めていくことを約束したことを紹介した。
 閣僚級会合では官民連携の形態や水インフラへの資金調達方法などの重要テーマも話し合われ、23日の全体会合で採択する閣僚宣言に反映される見込みとなった。【環境省】

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