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環境ニュース[国内]

横須賀パワーステーション建設のアセス準備書に環境大臣意見を提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2003.03.12 【情報源】環境省/2003.03.11 発表

 環境省は、神奈川県横須賀市の臨海地区で予定されている、「横須賀パワーステーション建設事業」の環境影響評価準備書について、環境大臣意見をまとめ、平成15年3月11日付けで経済産業大臣に対し提出した。
 横須賀パワーステーションは、(株)トーメンパワー横須賀が建設する、都市ガスを使用する排熱回収式コンバインドサイクル発電方式(注)の火力発電所。発電所の出力は約24万キロワットで、敷地面積は約1万5,700平方メートルにのぼる。
 今回の環境大臣意見は、同ステーションの煙突高が58メートルと、これまで環境アセスメントが行われた首都圏の類似の発電所と比較して低く、また同規模の発電所に比べ、窒素酸化物の最大着地濃度(年平均値)が高くなっていることを指摘。
 (1)設備改良などの窒素酸化物排出濃度低減対策を検討するとともに、設備の維持管理・運転管理をより徹底すること、(2)煙突高を高くすることを検討し、着地濃度を低減すること−−などの措置を求めた。
 事業者である(株)トーメンパワー横須賀に対しては、経済産業省から今回提出された環境大臣意見を考慮した意見が述べられる見込みだ。

(注)排熱回収式コンバインドサイクル発電方式とは、ガスタービンで発電した後の排気ガスを排熱回収ボイラに導き、その排熱を回収して蒸気を発生させ、蒸気タービンでも発電する方式。【環境省】

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