一般財団法人環境イノベーション情報機構
イオン、「イオン ふるさとの森」いきもの調査を実施
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2022.09.13 【情報源】企業/2022.08.02 発表
イオンは、全国のイオン、イオンスタイル、イオンモール、イオンタウンなど、計69店舗で「イオン ふるさとの森」いきもの調査を実施、消費者とイオンの従業員が「イオンふるさとの森」に生息している様々ないきものを探す。イオンは新店が開店する際、消費者と店舗の敷地内にその地域の環境に適した樹木を取り交ぜて植樹する「イオン ふるさとの森づくり」を1991年から実施している。
調査は、植樹から1年〜30年ほどが経過した森を有する店舗で実施し、鳥、昆虫、植物など、森で見つけた様々ないきものをスマートフォンで撮影。その写真をアプリ「Biome(バイオーム)」に投稿し、いつ、どんないきものが、どの森にいたかを確認することで、森の豊かさや生態系としての機能、生物多様性価値などを学ぶ。
各店舗で収集した調査結果はすべて集計し、「イオン ふるさとの森」の生物多様性をはかる貴重なデータとして「ふるさとの森 ハンドブック〜いきもの編〜」の作成に活用する予定となっている。
昨年は33店舗で同様の調査を実施し、241名の参加があった。計3,440件の投稿で457種のいきものが見つかり「イオン ふるさとの森」が、地域の生物多様性価値を高める役割を担っていることが確認できたことから、調査データをより精緻なものにするため、今年は実施店舗を昨年の2倍以上に拡大して実施。また、多くの消費者にも本調査に参加してもらい、「イオン ふるさとの森」の生物多様性価値を体験してもらう。
【イオン株式会社】