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環境ニュース[国内]

環境に配慮した土地改良事業調査計画・設計の手引き・第2編が完成

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2003.03.07 【情報源】農林水産省/2003.03.07 発表

 農林水産省の食料・農業・農村政策審議会・農業農村整備部会技術小委員会は、土地改良事業についての「環境との調和に配慮した事業実施のための調査計画・設計の手引き・第2編」を平成15年3月7日までにまとめた。
 「手引き」は、13年6月に公布された土地改良法の改正で、土地改良事業の実施の原則に「環境との調和への配慮」が位置付けられたことに伴い、土地改良事業の中で実施する環境についての調査、計画、設計の内容が自然環境と調和したものになるよう、基本的な考え方や枠組みをまとめたもの。
 14年2月に公表されていた第1編では対象を「水路、水田、ため池」としていたが、第2編は「ため池編」のほか「農道編」、「移入種編」を追加している。ただし、第2編は第1編の改訂版ではなく、続編という位置づけだ。
 なお農林水産省は「手引き・第2編」の内容を公表するとともに、事前に行っていた「手引き・第2編」案への意見募集結果を公開。意見募集中に87名から意見・情報が寄せられたという。手引きに理解を示す意見が多かったが、環境配慮に取り組む際の費用負担、整備水準、費用対効果算定に関する検討など、実施にあたっての課題などを指摘したものもあった。【農林水産省】

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