一般財団法人環境イノベーション情報機構
水産資源管理の重要性を確認 日中水産当局間ハイレベル協議
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2003.02.21 【情報源】水産庁/2003.02.20 発表
2003年2月19日・20日の両日、東京都内で日中水産当局間ハイレベル協議が開催され、日本側からは木下寛之・水産庁長官ら、中国側からは楊堅・農業部漁業局長らが出席した。今回の協議で日中両国代表は、東シナ海の資源管理、中部太平洋まぐろ類条約(WCPFC)での両国の立場、WTO水産物貿易交渉、まぐろ漁業、ワシントン条約、捕鯨−−などの幅広い漁業問題について率直な意見を交換。
水産資源の持続的利用のためには資源管理が重要であり、双方とも資源管理のための各種措置を実施していることを確認した。
また、今後毎年日中水産当局間ハイレベル協議を開催していくことで意見が一致し、次回は中国で開催することになった。ただし、具体的な日程、場所については外交ルートを通じて調整することとなった。【水産庁】