一般財団法人環境イノベーション情報機構
北海道の死亡野鳥(野鳥国内67、68例目)及びタヌキにおける高病原性鳥インフルエンザウイルス検査で陽性
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2022.04.11 【情報源】環境省/2022.04.08 発表
環境省は、北海道札幌市で回収されたハシブトガラス3羽、及びハシブトガラス2羽について簡易検査を実施したところ、5羽全てからA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。また上記ハシブトガラス5羽について北海道大学で遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型及びH5亜型)が検出されたとの報告があった。 また、上記のハシブトガラスが回収された付近で回収し、北海道大学が独自に検査を実施した、衰弱したタヌキ1頭について、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)が検出されたとの報告があった。
北海道と調整の上、野鳥監視重点区域内における野鳥でのウイルスの感染範囲の状況把握、感染源の推定や更なる感染拡大を防止するための基礎情報を得ることを目的とした緊急調査(鳥類調査、死亡野鳥調査、野生鳥獣の異常監視の強化等)を実施する予定。
【環境省】