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環境ニュース[国内]

中欧4か国と日本政府のJI担当者意見交換会開催へ 傍聴者募集

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2003.01.27 【情報源】外務省/2003.01.27 発表

 外務省欧州局中・東欧課は、スロバキア、チェコ、ハンガリー、ポーランドの環境省から京都メカニズム共同実施(JI)を担当する実務者を招いた招聘プログラムの一環として、2003年2月5日に経済産業省本館17階の第1−3共用会議室で日本政府のJI担当者と被招聘者との意見交換会を開催することにした。
 この意見交換会は、日本がJIをはじめとする「京都メカニズム」を活用していくにあたり、今後パートナーとなりうる中欧諸国政府の温室効果ガス削減やJIの体制整備の現状について情報交換を行ない、将来における協力の可能性を探る1つのきっかけとすることを目的としている。
 京都メカニズムは、京都議定書に導入されている各国の削減目標を達成するために整備される、市場原理を活用した国際的な仕組み。クリーン開発メカニズム(CDM)、JI、排出量取引の3種類の制度があり、このうちJIは、先進国(および市場経済移行国)同士が共同で温暖化対策プロジェクトを行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。経済移行国にある中欧諸国はプロジェクトの有望な対象国として考えられている。
 なおJIは日本企業によるプロジェクト実施も期待されていることから、意見交換会は公開で行うこととし、約70名の傍聴者を募集することにした。参加希望者は、申込用紙に必要事項をご記入の上、2003年2月4日まで外務省欧州局中・東欧課にFAXで申し込む必要がある。【外務省】

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