一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)西目風力発電事業更新計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2021.04.27 【情報源】環境省/2021.04.26 発表
環境省は、「(仮称)西目風力発電事業更新計画環境影響評価準備書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、秋田県由利本荘市及びにかほ市において、自社で稼働中の「ユーラス西目ウインドファーム」(総出力30,000kW、定格出力2,000kWの風力発電設備15基)について、既設の風力発電設備を全て撤去し、総出力は増加させずに、建て替えるもの。
環境大臣意見では、
(1) 評価書の作成までに冬季の渡り鳥の追加調査及び渡りに関する予測・評価を実施し、その結果及び複数の専門家等からの助言を踏まえ、T8サイトの配置の変更等を含めた環境保全措置を再検討すること、
(2) 風力発電設備のヤード、工事用道路の新設等については、その必要性を再度検討し、計画の見直しを行うことで、切土量及び盛土量を可能な限り少量化するとともに土地の改変を最小限に抑え、水環境及び動植物の生息・生育環境への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】