一般財団法人環境イノベーション情報機構
令和2年度地中熱利用状況調査の結果を発表
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2021.03.26 【情報源】環境省/2021.03.25 発表
環境省は、平成22年度から2年毎に全国の地中熱利用システムの設置状況を調査している。今回、令和2年度に実施した調査の結果を取りまとめ、併せて「地中熱利用システム」パンフレットを改訂した。
令和2年3月までの地中熱利用設備の設置件数は8,347件で、方式別に見るとヒートポンプシステムが2,993件(全体の35.9%)、空気循環システムが2,194件(全体の26.3%)、水循環システムが2,101件(全体の25.2%)となっており、この3方式が全体の87.4%を占めている。
地中熱は、天候や地域に左右されない安定した再生可能エネルギーとして、空調、給湯、融雪などの多様な用途に用いられ、省エネルギー、二酸化炭素排出抑制による地球温暖化対策、ヒートアイランド対策に寄与している。
「地中熱利用システム」パンフレット(環境省)
http://www.env.go.jp/water/jiban/pamph_gh/post_97.html
【環境省】