一般財団法人環境イノベーション情報機構
野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の結果を発表(令和3年2月分)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2021.03.16 【情報源】環境省/2021.03.15 発表
環境省は、都道府県の協力を得て、野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだ場合に早期発見すること、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を把握することを目的として、全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期にあたる時期(10月〜12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便採取調査を1回以上実施している。今シーズンは、家きん及び野鳥において高病原性鳥インフルエンザが各地で発生している状況を踏まえ、糞便採取調査の実施回数及び実施箇所数を増やすよう都道府県に対して依頼しており、今回、令和3年2月に実施した調査の結果を発表した。
11県25市で1,573個の糞便を採取し、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査した結果、全て陰性であった。
ただし、本調査とは別に環境省が実施している死亡野鳥等調査、環境試料等調査、大学・県が独自に実施している糞便採取調査、環境試料等調査において、令和3年2月は計19例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されている。
環境省は以下のサイトにて高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供している。
高病原性鳥インフルエンザに関する情報(環境省)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
【環境省】