一般財団法人環境イノベーション情報機構
栃木県の死亡野鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査で陽性(野鳥国内58例目)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2021.03.15 【情報源】環境省/2021.03.12 発表
環境省は、栃木県栃木市で回収され、簡易検査で陽性となったノスリ1羽の死亡個体について確定検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたとの報告があったと発表した。死亡個体回収時に指定した野鳥監視重点区域は、同市での野鳥国内52例目の発生を受けて指定した野鳥監視重点区域と大部分が重複している。
この区域では、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県が野鳥でのウイルスの感染範囲の状況把握、感染源の推定や更なる感染拡大を防止するための基礎情報を得ることを目的とした野鳥緊急調査を2月24日若しくは2月25日に実施するとともに、その後も野鳥の監視を継続しているが、野鳥の大量死等の異常は確認されていない。
このため、引き続き、野鳥の監視強化により対応する。
【環境省】