一般財団法人環境イノベーション情報機構
令和元年度における浄化槽の設置状況等をとりまとめ公表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2021.02.22 【情報源】環境省/2021.02.19 発表
環境省は、令和元年度における浄化槽の設置状況、法定検査受検状況等について調査を行い、その結果を取りまとめ公表した。令和元年度末時点における浄化槽の設置基数は、合併処理浄化槽が 3,822,158基、単独処理浄化槽が 3,751,128基と、初めて合併処理浄化槽の基数が単独処理浄化槽の基数を上回る結果となった。
令和元年度に新たに設置された合併処理浄化槽の設置基数は107,361基であり、そのうち高度処理型浄化槽の新規設置基数は84,522基と、合併処理浄化槽の新規設置基数の78.7%を占めている。
旧構造基準に基づく単独処理浄化槽は、令和元年度末時点で892,750基が設置されている。その多くは、設置から40年以上が経過していると考えられ、老朽化による破損や漏水等が懸念されることから、より一層、合併処理浄化槽への転換を推進する必要がある。
【環境省】