一般財団法人環境イノベーション情報機構
「第9次水質総量削減の在り方について(総量削減専門委員会報告案)」に対する意見を募集
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2021.02.10 【情報源】環境省/2021.02.09 発表
環境省は、「第9次水質総量削減の在り方について(総量削減専門委員会報告案)」を取りまとめた。この報告案について、広く意見募集(パブリックコメント)を実施する。
東京湾、伊勢湾及び瀬戸内海において、水質汚濁を防止し、これらの海域の水質環境基準を確保するため、水質汚濁防止法及び瀬戸内海環境保全特別措置法の規定により環境大臣が策定した第8次総量削減基本方針に基づき、化学的酸素要求量(COD)、窒素及びりんに係る汚濁負荷の総量削減に取り組んできた。
この結果、陸域からの汚濁負荷量は着実に減少しているものの、COD、窒素及びりんの環境基準の達成状況は海域ごとに異なり、赤潮や貧酸素水塊といった富栄養化に伴う問題が依然として発生している。
また、栄養塩類の減少が原因とみられる生物の生産性の確保に係る課題も指摘されている。
このような状況等を踏まえ、今回、「第9次水質総量削減の在り方について」を取りまとめた。
意見募集対象:第9次水質総量削減の在り方について(総量削減専門委員会報告案)
意見募集期間:令和3年2月10日(水)〜同年2月23日(火)
意見提出方法等詳細はプレスリリース参照。
【環境省】