一般財団法人環境イノベーション情報機構
鹿児島県で採取された水が高病原性鳥インフルエンザウイルス検査で陽性(野鳥国内28、29例目)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2021.01.18 【情報源】環境省/2021.01.15 発表
環境省は、鹿児島大学が実施した検査により、鹿児島県出水市内の2地域で採取した環境試料(水)2検体から、それぞれ高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N8亜型)が検出されたとの報告があったと発表した。なお、各検体の採取地点は、これまでに高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された採取地点と同一となる。
採取地点は常に水が入れ替わっている状態にあるため、長期にわたって水中に生存しているウイルスではなく、採取地点周辺に生息している野鳥が保有しているウイルスが新たに検出されたものと考えられる。
各検体の採取地点の周辺10km圏内は、すでにに野鳥監視重点区域として指定済みの区域と重なるため、引き続き、野鳥の監視を強化していく。
【環境省】