鹿児島県で採取された水が高病原性鳥インフルエンザウイルス検査で陽性（野鳥国内22例目）

　環境省は、鹿児島大学が実施した検査により、鹿児島県出水市で採取した環境試料（水）から、高病原性鳥インフルエンザウイルス（H5N8亜型）が検出されたとの報告があったと発表した。
　検体の採取地点は、これまでに高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された環境試料(水)の採取地点と同一となる。
　採取地点は常に水が入れ替わっている状態にあるため、長期にわたって水中に生存しているウイルスではなく、採取地点周辺に生息している野鳥が保有しているウイルスが新たに検出されたものと考えられる。

　なお、鹿児島県出水市では、発生に伴う緊急調査及びその後継続している野鳥の監視において、野鳥の大量死等の異常は確認されていない。

【環境省】