一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)いちき串木野市及び薩摩川内市における風力発電事業(改定版)に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2019.12.03 【情報源】環境省/2019.12.02 発表
環境省は、「(仮称)いちき串木野市及び薩摩川内市における風力発電事業(改定版)計画段階環境配慮書」(合同株式会社NWE-09インベストメント)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、鹿児島県薩摩川内市及びいちき串木野市において、最大で総出力72,000kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)他事業者が計画する風力発電事業の区域と重複していることから、当該事業者と速やかに事業計画に係る協議・調整等を行い、方法書及びそれ以降の手続において適切な対象事業実施区域を設定した上で環境影響評価を実施すること、
(2)風力発電設備等を住居から十分に離隔すること等により、騒音及び風車の影による生活環境の影響を回避又は極力低減すること、
(3)風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】