地球環境研究総合推進費による３３件の研究課題について中間・事後評価結果を公表

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2002.12.11 【情報源】環境省／2002.12.11 発表

　環境省は平成１４年１２月１１日、「地球環境研究総合推進費」により現在継続中の研究課題に対する中間評価と、１３年度に終了した研究課題に対する事後評価の結果をまとめ、公表した。
　地球環境研究総合推進費は、学際的、省際的、国際的な観点から総合的に地球環境保全に寄与する調査研究の推進を目的とし、環境省が平成２年度に設立した研究費。平成１３年度には２６．５億円の予算で４７の研究プロジェクトが、１４年度には２９億円の総予算で４８の研究プロジェクトが実施されている。
　なお今回評価を行ったのは（１）１４年度が研究開始２年目にあたる１３件、（２）１３年度の中間評価で高い評価を受け、研究期間の延長が希望されている２件、（３）１３年度で研究期間が終了した１８件−−の計３３件に対して。地球環境研究の専門家・有識者で構成される地球環境研究企画委員会とその下部組織の４つの研究分科会が評価を行った。
　なお１４年度が研究開始２年目にあたる１３件の中で研究を中断すべきとの評価を受けた課題はなく、全ての課題の研究継続が決定。研究期間の延長が希望されている２件についても研究の２年間の延長が了承された。
さらに１３年度で研究期間が終了した１８件の評価もおおむね高く、いくつかの課題については、１４年度新規課題として新たな研究をスタートしている。【環境省】