一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京港青海ふ頭におけるヒアリの確認について(令和元年10月10日の続報)
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2019.10.23 【情報源】環境省/2019.10.21 発表
環境省は、東京港青海ふ頭において、9月10日、10月7日及び10月9日に特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたことを受け、専門家及び東京都の協力のもと、10月10日から18日にかけて、確認地点の追加調査を実施した。調査の結果、ヒアリは一定の規模のコロニーを形成しており、多数の有翅女王アリ(50個体以上)を含んでいたことが確認された。
確認された個体(7日からの総計で、働きアリ約750個体、女王アリ約56個体、雄アリ2個体、幼虫約10個体)は既に殺虫処理を行っているが、繁殖可能な有翅女王アリが周囲に飛翔した可能性があることから、一層の対応が必要な状況。
10月21日にヒアリ対策関係閣僚会議が開催され、政府一丸となってこの港湾周辺における徹底した調査と確実な防除等により国内での定着を阻止することが確認された。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和元年10月21日(月)現在で14都道府県、計45事例。
【環境省】