一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)益田匹見風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2019.10.21 【情報源】環境省/2019.10.18 発表
環境省は、「(仮称)益田匹見風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(アジア風力発電株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、島根県益田市匹見町において、最大で総出力60,000kWの風力発電所を設置するもの。
環境大臣意見では、
(1)風力発電設備等を住居から離隔すること等により、騒音や風車の影による影響を回避又は極力低減すること、
(2)風力発電設備への衝突事故及び移動経路の阻害等による鳥類への影響を回避又は極力低減するため、専門家等からの助言を踏まえた適切な調査、予測及び評価を行い、風力発電設備の配置等を検討すること、
(3)現地調査により主要な眺望点からの眺望の特性、利用状況等を把握した上で、フォトモンタージュ等を作成し、垂直見込角、主要な眺望方向及び水平視野も考慮した客観的な予測及び評価を行い、その結果も踏まえ、眺望景観への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】