一般財団法人環境イノベーション情報機構
松川地熱発電所発電設備更新(仮称)計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2019.10.15 【情報源】環境省/2019.10.11 発表
環境省は、岩手県で計画されている「松川地熱発電所発電設備更新(仮称)計画 計画段階環境配慮書」(東北自然エネルギー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、岩手県八幡平市において、出力23,500kWの地熱発電所を更新し、出力13,000kW級にするもの。
環境大臣意見では、この事業の実施に伴う自然環境への影響は最小限となるよう、
(1)今後の事業計画及び環境影響評価手法の具体化に当たっては、現在継続的に実施されている環境監視の結果等を反映させること、
(2)調査、予測及び評価の実施、本事業の計画並びに環境保全措置の実施の検討に当たっては、最新の知見及び先行事例の知見を反映すること、
(3)生産井等はできる限り長く維持し、補充井の掘削等を最小限とすること
等を求めている。
【環境省】