一般財団法人環境イノベーション情報機構
松阪飯南ウィンドファーム発電所に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2019.03.20 【情報源】環境省/2019.03.19 発表
環境省は、「松阪飯南ウィンドファーム発電所に係る環境影響評価準備書」(合同会社松阪飯南ウィンドファーム)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、三重県松阪市において、最大で出力25,200kWの風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、
(1) 地元自治体等の関係機関の意見を十分勘案するとともに、地域住民等の関係者に対し、丁寧かつ十分な説明を行うこと、
(2) バードストライク調査等の事後調査を適切に実施し、接触等の影響が認められた場合は、専門家等の助言を踏まえて追加的な環境保全措置を講ずること、
(3) 風力発電設備の配置及び輸送経路並びに工事用・管理用道路の線形を適切に見直し、擁壁等の構造物の活用等を図り、切土量及び盛土量を可能な限り少量化することで、土地の改変による水環境、植物及び生態系等への影響を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】