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環境ニュース[国内]

高知県、レッドデータブック動物編 改訂版発行、注目種も紹介

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2018.12.14 【情報源】地方自治体/2018.10.15 発表

 高知県は、絶滅の恐れがある県内の野生動物などをまとめた「高知県レッドデータブック2018動物編」を発行した。改訂は2002年の発行以来初めて。
 レッドデータブックには、哺乳類鳥類、爬虫類、昆虫類などの806種を掲載。そのうちすべての絶滅危惧種を含む420種について、選定理由や分布状況、生物学的特性、保全・保護対策など詳しい解説を掲載した。
 絶滅危惧種は改訂前から47種増加して262種となった。新たに昆虫類タガメ、ヤマトオサムシダマシ、チャマダラセセリの3種を絶滅種に指定。改訂前に絶滅危惧種としていた魚の一種、アカメは県内に広く分布することが分かり、リストから除外した。
 当面絶滅の恐れがなく、レッドリストの選定種ではないが、県の自然を代表すると考えられる種を選定し、巻末に「注目種ガイド」としてまとめた。レッドデータブックはA4判、約340ページ。県内の金高堂とTSUTAYAで2500円(税込み)で販売しているほか、県ホームページでも公開している。

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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