一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)伊万里市における風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.10.29 【情報源】環境省/2018.10.26 発表
環境省は、佐賀県及び長崎県で計画されている「(仮称)伊万里市における風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」(エコ・パワー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。この事業は、佐賀県伊万里市及び長崎線佐世保市において、最大で総出力34,000kWの風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、
(1)資機材の輸送ルートを変更することにより、重要な自然環境のまとまりの場の改変を回避するよう検討すること、
(2)区域及びその周辺は、ハチクマやアカハラダカ等の渡り鳥の渡りの集結地及び主要な渡りの経路になっていることから、鳥類への影響を回避又は極力低減すること、
(3)現地調査によりアカガシ林等の自然度の高い植生等が存在する区域を明らかにし、重要な自然環境の改変を回避又は極力低減すること
等を求めている。
【環境省】