一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)能代港洋上風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.08.06 【情報源】環境省/2018.08.03 発表
環境省は、秋田県で実施予定の「(仮称)能代港洋上風力発電事業環境影響評価準備書」(秋田洋上風力発電株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、秋田県能代市において、最大で総出力88,200kWの風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、
[1]モノパイル打設工事の昼間及び夜間の施工を想定した騒音等に係る予測及び評価を適切に実施し、その結果を踏まえ、必要に応じて環境保全措置を講ずること、
[2]水中音の発生による海生生物への影響及び風力発電設備等の構造物の存在による付着生物等の環境影響等について、最新の技術等の活用を積極的に検討した上で、事後調査を適切に実施し、重大な環境影響が懸念された場合は、追加的な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】