「２００２ため池フォーラムｉｎちば」を１１月１３・１４日に開催

【自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2002.11.05 【情報源】農林水産省／2002.11.05 発表

　平成１４年１１月１３・１４日の両日、千葉県千葉市の青葉の森芸術文化ホールで「２００２ため池フォーラムｉｎちば」（主催：２００２ため池フォーラムｉｎちば実行委員会、後援：農林水産省など）が開催される。
　稲作の歴史とともに築造されたため池は、農業用水の水源や洪水調節機能のほか、最近は多様な生態系を保全するピオトープ、水辺を楽しむ親水空間としてもその価値が見直されてきているが、一方で農業従事者の減少・高齢化、耕作放棄地の増加、農村地域の混住化などの要因による、ため池の管理体制の脆弱化、生活雑排水・ゴミの流入など多くの問題を抱えている。
　今回のフォーラムではこれらの課題に対処し、貴重な水資源・水辺空間としてのため池を良好な状態で次世代に継承していくために、様々な方向から討議を行う予定。
　具体的なプログラムとしては、タレントで自然暮らしの会代表の清水國明さんによる基調講演のほか、「すすめよう　ため池の保全と活用、ひろげよう　都市住民とのふれあいの場」をテーマとしたパネルディスカッションを開催する。【農林水産省】