一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)上勇知ウィンドファーム事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.05.23 【情報源】環境省/2018.05.22 発表
環境省は、北海道で実施予定の「(仮称)上勇知ウィンドファーム事業に係る環境影響評価準備書」(エコ・パワー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、北海道稚内市において、最大で総出力70,000kWの風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、
(1)風力発電設備の基数の削減及び配置の再検討等により、事業規模の大幅な縮小を含めた抜本的な見直しを行うこと、
(2)希少猛禽類及び渡り鳥への重大な影響が懸念される風力発電設備は、設置の取りやめ、配置等の大幅な変更又はあらかじめの稼働制限などにより、影響を回避又は極力低減すること、
(3)稼働制限の時期及び期間等の詳細については、鳥類の専門家からの助言を踏まえて行うこと
等を求めている。
【環境省】