一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)八木沢風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2018.04.23 【情報源】環境省/2018.04.20 発表
環境省は、福島県で計画されている「(仮称)八木沢風力発電事業計画段階環境配慮書」(日立サステナブルエナジー株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、福島県南相馬市及び相馬郡飯館村において、最大で総出力51,850kWの風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、
(1) 復興や今後の地域利用の方向性を踏まえた事業計画等について、関係機関等と調整するとともに、住民への説明や意見聴取の機会の確保に十全を期すこと、
(2) 騒音や風車の影による影響について、住居等の居住状況や将来的な帰還の方向性を十分に把握した上で、住居等からの離隔を確保すること等により回避又は低減すること、
(3) 土地の改変、森林の伐採、資材等の搬出入等による放射性物質の拡散・流出による影響を回避又は低減すること
等を求めている。
【環境省】