一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)新苫前風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見の提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2017.12.27 【情報源】環境省/2017.12.26 発表
環境省は、北海道で実施予定の「(仮称)新苫前風力発電事業環境影響評価準備書」(株式会社ユーラスエナジーホールディングス)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、北海道苫前郡苫前町において、現在自社で供用中の風力発電設備をすべて撤去し、建て替えるものである。
環境大臣意見では、
(1)事後調査等を適切に実施し、オジロワシ等の重要な鳥類の衝突・接近等の重大な影響が認められた場合には、鳥類との衝突のおそれがある風力発電設備については稼働停止等を含めた追加的な環境保全措置を講ずること、
(2)鳥類からの視認性を高める措置を設備稼働前に講ずること、
(3)騒音及び風車の影の影響について、評価書の作成までに風力発電設備の配置・基数及び機種の更なる詳細な検討を行い、それらを踏まえ、必要な環境保全措置を講ずること
等を求めている。
【環境省】