一般財団法人環境イノベーション情報機構
五井火力発電所更新計画に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2017.10.10 【情報源】環境省/2017.10.06 発表
環境省は、6日、「五井火力発電所更新計画環境影響評価準備書」(株式会社JERA)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、千葉県市原市において、LNGを燃料とする既設1〜6号機(合計出力188.6万kW)を廃止・撤去し、同じくLNGを燃料とするガスタービン・コンバインドサイクル発電方式の新1〜3号機(合計出力234万kW)を新設するものである。
環境大臣意見では、事業者に対し、
「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づくベンチマーク指標の遵守、
取組内容の評価書への記載、
達成状況及び更なる取組の検討と自主的公表、
達成できないと判断した場合の事業見直しの検討
等を求めている。
また、経済産業省に対し、
全ての発電事業者に対する確実な同ベンチマーク指標の目標遵守、
電力業界に対する自主的枠組み参加事業者の拡大と目標達成の取組促進、
小売電気事業者に対する「エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律」の遵守、
電力業界全体の取組の実効性の確保
等を求めている。
【環境省】