一般財団法人環境イノベーション情報機構
(仮称)浜里風力発電事業に係る環境影響評価準備書に対する環境大臣意見を提出
【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2017.06.05 【情報源】環境省/2017.06.01 発表
環境省は、北海道で実施予定の「(仮称)浜里風力発電事業環境影響評価準備書」(株式会社道北エナジー)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。本事業は、北海道天塩郡幌延町において、最大で総出力61,200kWの風力発電所を設置する事業である。
環境大臣意見では、
[1]景観及び鳥類への影響が強く懸念される風力発電設備について、設置の取りやめ又は配置の変更を行うこと、
[2]国立公園の利用者等の意見を聴取し、風力発電設備の高さ、基数、配置等を更に詳細に検討すること、
[3]チュウヒへの影響について、追加的な調査、予測及び評価を実施し、設置の取りやめを含めた配置の見直しを行うこと、
[4]植物及び生態系への影響について、十分な予測及び評価を実施し、設置の取りやめ又は配置の変更を行うこと
等を求めている。
【環境省】